密林
WOZNIAKの精神はイイものはイイとすることだ。
それはジャンルという遮る垣根を崩しつつ、イイものはイイ。
いわゆる、テクノ、ロック、パンク、ジャズ、ハードコア、マスロック、ダンスミュージック、エレクトロ等要素として取り込んでいても、そのジャンルに偏ることはない。
だからこそ、唯一無二になるわけだし、カテゴライズすることが難しい音楽に成る。
ただ、WOZNIAK=Yuta Hoshiという人間性が、カテゴライズが難しい音楽=難解な音楽という概念を覆している。
彼自身が歩み続けてきた独自の路線は彼自身にしか歩めなかった道のりであり、それを誰かが真似することはできない。
様々な出会いが生み出した彼の中の種が根付き、芽を出し、草木となり今、『密林』となったのだ。
現在の彼のルートを辿ることによって「密林」というアルバムの全貌が解き明かされるのだと思う。
是非WOZNIAKにどこかで出会ったのであれば、彼から直接聞くといいだろう。
ポップに応えてくれるに違いない。
LITE
井澤 惇
密林 / WOZNIAK
1. Domino System
2. Windless
3. Civic Axis
4. Magnetic Moment
5. 密林
6. Repaint The Wall
7. GAS
8. ズレ
9. Landing
10. Voice